長く看護師の仕事をしていると、うっかり職業病のような行動が出てしまいます。たとえば、休日に医療ドラマを見ている時に、出演者の動作に疑問を持ったり、おかしい部分を発見して突っ込みをいれてしまうことは多いのではないでしょうか。頭ではフィクションだと分かっていても、リアルな医療現場と比べてしまうとどうしてもリアリティに欠けるからです。

また、プライベートでもスマホが鳴ると身構えてしまうことが度々あります。そして、そんなときは職場からの呼び出しではないかと緊張してしまいます。しかも、慌てて伝をに出てみると、思わず硬い声で応答してしまうことも少なくありません。さらに、名前ではなく、担当している部署を名乗ってしまう看護師もいるようです。

それから看護師は、プライベートで外出している時に、他人の顔色などをじっと観察する癖がある人もいます。肌の青白さや、目の色などを観察して、体調不良ではないかと心配してしまいますし、腕の血管が浮き出ている人を見ると、注射しやすそうだと考えてしまうのも、看護師ならではのことでしょう。

しかし、日常的に看護師あるあると呼ばれる行動を取ってしまうのは、仕事に対する責任感が強く、真面目だからかもしれません。ただし、プライベートで緊張感が持続してしまうと、精神的なストレスを抱え込みやすくなるので注意が必要です。休日はオンとオフを切り替えて、リラックスして過ごすことを心がけたほうがいいでしょう。